2018年 9月 3日
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オーバーラップ オーバーラップ文庫
◆ 死神に育てられた少女は漆黒の剣を胸に抱くI /彩峰舞人 -
俺TUEEEEEE&戦記モノ。俺TUEEEEEEだとふつう個vs個だし、戦記モノだと戦略or戦術中心に描かれることが多いのだけど、これは、圧倒的な俺TUEEEEEと軍隊レベルの駆け引きを上手いバランスで成立させた作品。圧倒的に魅力的なキャラの活躍する戦記モノとして、これはおもしろいっ!!
なろう発 の異世界戦記。死神に育てられチート能力を獲得した少女は帝国に追い詰められていた王国軍で活躍していく、という内容。戦記モノなので登場人物が多いのだけど、どのキャラも、非常に魅力的。いやー、中でもやっぱり主人公のオリビアが最高で、死神に育てられたため純真無垢で非常識。笑顔のまま血まみれで敵を虐殺していく様は、まさに至高っ!! そのオリビアに振り回されるクラウディアやアシュトンはもちろん、殺される敵キャラたちもポイントを押さえて魅力的に描かれてるのよね。
キャラがとにかく魅力的なのだけど、この作品が素晴らしいのはキャラだけでなく、数万vs数万の戦闘を戦術・戦略を含めて、きちんと描いている点。もちろん、オリビアは無双するのだけど、個の無双だけで終わらず大国同士の戦争としてそれぞれの将や軍隊のぶつかり合いを描いているのが最高に面白い。また、死神・ゼットを巡る謎もうまくストーリーを牽引してる感じで、これは続刊が非常に楽しみですっ!!
2018年 9月 8日
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早川書房 ハヤカワ文庫JA
◆ 星界の戦旗VI 帝国の雷鳴 /森岡浩之 -
帝都ラクファカール陥落から10年。艦隊司令長官となったラフィールは、<四ヵ国連合>に対して反攻を開始する……。
『戦旗V』発売から5年半。相変わらず、なかなか新刊が出ないシリーズだけど、いよいよ第二部開幕。帝都ラクファカールの陥落によって分断され窮地に陥った帝国。皇帝ラマージュをはじめ多数の皇族の死によって、いきなり帝位継承権第一位の皇太女となったラフィールが、10年の雌伏の時を経ていよいよ反攻を開始するというのがこの第二部。いやぁ、これまではせいぜい艦長だったラフィールがいまや艦隊司令長官ですよっ!! ラフィール自ら大艦隊を率いて采配するとかすげーよ。めちゃくちゃおもしろいよっ!! ……これだけ偉くなるとジントとの絡みも減るのかと思ったら、ふつうにジントも出世していてビックリ。むしろ、10年経ったといっても、ジント優秀すぎるだろっ。
ジントの寿命が尽きる前に終わるとは思えなかった人類を二分するこの星間戦争も、思ったよりも展開が速そうでなんだか終結まで描けそうな感じだけど、えっと次巻は何年後だ(^^;。ほんと壮大で何度読み返しても面白いシリーズなので、きちんとラストまで描き切ってほしいなぁ……。
[ 星界シリーズ ]
2018年 9月 10日
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KADOKAWA 電撃文庫
◆ アクセル・ワールド23 ―黒雪姫の告白― /川原礫 -
「……今夜は、私と一緒にいてくれないか」
うわぁぁぁぁぁぁ~~~っ、いや、この前巻の引きを読んだときは、さすがに大したことにはならないと思っていたのだけど、思った以上に踏み込んできて、もうドキドキです。夜の格闘戦で、裸のスキンシップすぎるっっっ!! もう、表紙イラストから裸の黒雪姫先輩で恥ずかしすぎるぅぅぅぅぅっっっ!!
……まあ、ストーリーは、相変わらず、ぜんぜん進まないんですけど。
そいえば、「レクト」はともかく「カムラ」は聞き覚えがないのだけど『SAO』に出てきてないよね? 茅場の研究室仲間にもそれっぽい名前はなかったよなぁ。と、ググってみたら、アニメオリジナルの劇場版でそれっぽい会社が出てきていて、やっぱり、茅場関係者が絡んでるのか。いやぁ、『AW』の根本的な謎と『SAO』の設定のとの結びつきがここまで強くなると、キリトが絡んでこないのが、むしろ違和感なんですけど(笑)。
[ アクセル・ワールド ]
2018年 9月 17日
シュナムル氏のTweetを起点として、ここ数日、ラノベとエロについて議論を見かけることが多いです。
- シュナムル尊師、娘を利用してラノベの表紙を叩くの巻 - Togetter
- 実際、ライトノベルの表紙はキモい - Togetter
- 汐街コナ氏の「ラノベの表紙エロすぎ問題について」という記事について - Togetter
- えっちな表紙のラノベがダメだなんて言わないよ! ただ、ちょっと置き方を考えてほしいな…♡ - Togetter
- ライトノベルとエロ、そして表紙イラストについて。 - WINDBIRD
- 「ラノベ表紙のゾーニング」の話をしてる人のうち、何割が実際に本屋に行って現場見た上で意見を述べてますか? - この夜が明けるまであと百万の祈り
- ラノベのエロ表紙を無くす必要がない理由 - い(い)きる。
議論を見ていると、いくつか誤解があるようなので、ライトノベル周辺のゾーニングとエロの歴史についてまとめてみました。次のような話になります。
- ライトノベルは10代後半以降の若者向けで、子供向けではない
- 多くの書店では、すでに子供向けとポルノはゾーニングされて陳列されている
- 若者向け小説における性描写は昔から議論されている問題で、最近になってエロくなったわけではない
ライトノベル周辺のゾーニング
文学作品は性愛つまりエロが主要なテーマである一方、子供向けには教育的側面があるので、比較的ゾーニングはしっかりしています。健全なものだけ読みたいなら、素直に児童文学かYAを読めって話です。一般的な文学作品自体がエロいんですから。
児童文学(YAを含む)
子供向けの小説は児童文学に含まれます。YAを含めると概ね高校生以下がターゲット。PTAも安心の内容でエロシーンが含まれることはありません。大人でも読みごたえがある作品もたくさんあるといわれているので、健全な作品が好きならYAだけで生きていけます。書店でも、その他の書籍とはわけて売られている場合が多いです。
ライトノベル
ライトノベルとは、若者向けのエンターテイメント小説です。最近では、若者だけではなく、30代40代向けのライトノベルも出てきています。子供向けと誤解されがちですが、漫画で言えば青年誌、ゲームで言えば15歳以上推奨のレーティングと同じような位置づけになります。また、文学性よりエンターテイメント性を優先しているため一般文芸と比べれば、エロは少なめになっています。
ジュブナイルポルノ
オタク向けのポルノ小説です。エロ目的の場合はこちらに分類され、一般的な書籍とはわけて陳列されていることが多いです。
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「売り場がわかれていても、子供の目につくところに陳列してたら意味ない」というような意見も見かけるのですが、それ、ゾーニングじゃなくて、本屋に置くなという主張になりますよね? ライトノベルのレーティングは青年漫画と同等で、内容は一般文芸ほどエロくないです。さらに厳しくしろということになると、漫画や一般文芸を巻き込んで影響が大きすぎると思うんですが。
ライトノベルとエロの歴史
そもそも、ライトノベル誕生以前から、若者向け小説における性描写は論争になっていました。例えば、1970年には朝日新聞に「少女小説 セックスがいっぱい」という記事が掲載され議論となっていたようです。「文学作品なら性描写は必要」という話の一方、「そうはいってもポルノとして消費されてるだけじゃね?」という話で、当時のジュニア小説は今のライトノベルよりも性的に過激だったようです。知らんけど。
ライトノベルは1970年代に成立したといわれていますが(当時はまだ「ライトノベル」という呼び名はありませんでしたが)、初期のライトノベルを支えた夢枕獏が高校生向けのソノラマ文庫『幻獣少年キマイラ』のあとがきで「SEXシーンにも手を抜かない」と述べています。おそらく児童文学との差別化もあったと思うのですが、エロや暴力シーンにも躊躇がなかったソノラマ文庫は大ヒットし、その文化は、1980年代後半に登場する角川スニーカー文庫や富士見ファンタジア文庫に引き継がれていきます。
1988年に発売された角川スニーカー文庫の『魔獣戦士ルナ・ヴァルガー』は、今でもエロいと話題に上がることが多いです。『魔獣戦士ルナ・ヴァルガー』って、今ではエロラノベの代名詞みたいになってますが、当時、むちゃくちゃ大ヒットしていて、あの頃からラノベを読んでる人なら、絶対、子門真人のアニメOPが歌えるはずです。大ヒットして面白かったからこそ、今でも話題に上がるんですよ。
1990年代に入ると、下品で低俗で安易なエロシーンを導入した あかほりさとる が大ヒットを飛ばし、当時のライトノベル読者の間では、容認派否定派ともに大きな議論を巻き起こしました。特に、『MAZE☆爆熱時空』に変な性癖を刺激された人は多いハズ。原作はほとんど忘れましたが、丹下桜の「オネニーサマ」は今でも思い出します。
2000年代に入っても、豪屋大介の『デビル17』はヒロインのレイプなどの衝撃のシーンがかなりの議論を巻き起こしましたし、それ以降も、『新妹魔王の契約者』『ハイスクールDxD』『魔装学園HxH』などなど、「エロい」と称されるラノベはいくらでも挙げることができます。
ただ、「エロい」という作品は多いのですが、ポルノに類する作品はきちんとジュブナイルポルノとして出版されています。なんやかんやで高校生が「エロい」「エロい」と言ってるようなレベルで、ポルノや一般文芸の性描写に及ぶものではありません。ちなみに、はじめのTweetで問題として挙がった『境界線上のホライゾン』もエロを売りにした作品ではないんですよねー。
まあ、どの時代にも話題になった「エロい」作品は多数あり、それにも関わらず「昔に比べて最近のラノベはエロい」という人がいるとすれば、それは知ったかぶりで話をしているか、嘘をついているかのどちらかです。人として信用に値しません。
[ ライトノベルとエロの関係 ]
2018年 9月 18日
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小学館 ガガガ文庫
◆ やがて恋するヴィヴィ・レイン 6 /犬村小六 -
……読みながら、何度も何度も泣きそうになった(T-T)。
次で最終巻ということで、一気に伏線を回収していく展開。ついにヴィヴィ・レインを見つけ、ヴィヴィにアステルを感じ、ファニアと合流し、それでも平行線で、もう、なにもかもが泣けてくる(T-T)。
「はじめまして。また会えたね」
帯にある煽りだけど、このシーンが最高に素晴らしい、もう感動の嵐ですわっっっ!!
ただ、次で終わりとはいえ、いろいろと展開が強引すぎるとは思ったりするんだけど(^^;。良くも悪くも怒涛の展開で、いろんな説明を詰め込みすぎっ!! そして、せっかくのミズキのターンかと思ったら、ミズキは性別を告白したとたんエロい服を着せらるぐらいで、ほとんど空気じゃないですか。ハーレム要因じゃなかったのー? ……それはともかく次は最終巻。どう決着つけるつもりなんだ?
[ やがて恋するヴィヴィ・レイン ]
2018年 9月 20日
2018年 9月 23日
「ライトノベル」「ヤングアダルト」「ジュブナイル」など、辞書的には少年少女・若者向けの小説・本という意味ながら、少しづつニュアンスの異なる本のジャンルをまとめて整理してみました。
児童文学と一般文芸の間に位置する、少年少女・若者向けの小説は、日本では1960~1970年代に登場したといわれています。その後、読者層を微妙に変えながら、呼び方が移り変わり、
ジュブナイル → ヤングアダルト → ライトノベル → ライト文芸
と変遷してきました。また、「ジュブナイル」「ヤングアダルト」は教育的に配慮された児童文学の一部とみなされることが多いですが、「ライトノベル」「ライト文芸」は娯楽目的のエンターテイメント小説と見なされています。
ライトノベル
若者向けのエンターテイメント小説です。最近の日本の出版社は、若者向け=ゲームや漫画を楽しんでる世代向け、という意味で使っているところが多いので、むしろオタク向けというほうが適切かもしれません。年齢的には幅広く、10代後半~40代ぐらいが対象です。
1990年頃に、パソコン通信「NIFTY-Serve」で、集英社コバルト文庫や角川スニーカー文庫辺りの小説を呼ぶために作られたことが知られています。世間一般で使われるようになったのは2000年代に入ってからで、これは、これらの小説の読者層が大人まで広がるにつれて、若者向けを意味する「ヤングアダルト」や子供向けを意味する「ジュニア小説」のような呼び方が廃れていった結果です。このことからも、「若者向けといいつつ年寄りしか読んでない」と言われたりもします。
ヤングアダルト(YA)
直訳すると「若い大人」で、そこらから若者向けの本を指します。「高校生を中心に大人にも人気がある本」と説明されることが多いです。まるで「ライトノベル」と同じ意味に見えますが、「ヤングアダルト」は教育的に配慮されていて健全です。「ヤングアダルトは健全、ライトノベルは不健全」と覚えておけば問題ありません。
1990年代までは、いまのライトノベルと同じニュアンスで使われていました。ライトノベルが世間一般で広く使われるようになったあと、児童文学の中で特に高年齢向けのレーベルが「YA」を名乗るようになったこと、そして、もともと図書館業界で使われていたことから、健全なイメージが強くなり、今では、「ライトノベル」とは区別して使われることが多くなりました。また、名前に「アダルト」とあると不健全に見えるとの理由で、最近では「YA」と略称で呼ばれることが多いです。
ジュブナイル
少年少女を意味する英語で、そこから少年少女向けの作品を意味します。日本では、1970年代に広く使われるようになったため、当時人気のあった『時をかける少女』『ねらわれた学園』などの少年少女向けのSF作品のイメージが強いです。その後、少年少女向けの作品は「ヤングアダルト」と呼ばれることが主流になったため、今ではほとんど使われることはありません。
ジュニア小説・ジュニア文庫
ジュニア=子供ですが、だいたい10代向けの小説を指します。1960年代に、少女向けの小説を呼ぶ際に広く使われるようになったため、少女向けのニュアンスが残っています。
1990年代まで、若者向けの小説を指す場合に、本屋では「ヤングアダルト」よりも「ジュニア小説」「ティーンズ小説」と呼ばれていたことのほうが多かった気がします。
少女小説
少女向けの小説を指す言葉として戦前から使われていましたが、1980年代に集英社コバルト文庫が戦略的に使用していたことで、広く使われるようになりました。当時のコバルト文庫に触れていた人の中には「少女小説」を特別視されてる方も多く、最近の少女向け小説は少女小説に含まない、と考えている方もいます。「少女小説」をライトノベル扱いすると怒る方がいることも有名ですね。
ティーンズノベル・ティーンズ小説・ティーンズ文庫
名前の通り、10代向けの小説を指します。名前そのままなので、変な色がついていないことが特徴です。
キャラクター小説
読者層ではなく小説の内容に着目し、キャラクターが魅力的な小説のことを指します。若者向け小説の呼び方が「ヤングアダルト」から「ライトノベル」に移りつつあった2000年代初頭によく目にしましたが、最近また、「ライト文芸」や「キャラ文芸」と一緒に耳にすることが多くなりました。「そろそろ違う呼び方を考えようぜ」という時に「これからはキャラクター小説と呼ぼう」という人が登場してくる感じですね。ただ、「キャラだけじゃない!」という声も多く、なかなか主流派になりません。
ライト文芸・キャラ文芸・キャラノベ・新文芸など
「ライトノベルと一般文芸の中間的な小説」と呼ばれることが多いですが、呼び方も定義もあやふやです。というのも、出版社が若者向けの新レーベルを立ち上げる際に、新しさを強調するために新語を作って名乗ってるだけのケースが多く、実質的には、ライトノベルと大きな差がないので。強いていえば、ここ10年ぐらいで新レーベルがたくさん出た「なろう系単行本レーベル」と「『ビブリア古書堂の事件手帖』フォロワー系文庫レーベル」のどちらか、もしくは両方をこの分類に置くことが多いです。
若者向けの小説は、呼び方が古臭くなってくると呼び方を変えていった歴史があるので、そのうち、ライトノベルという呼び方は廃れて、「ライト文芸」とか「キャラ文芸」とか呼ばれるようになると思っています。
2018年 9月 24日
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KADOKAWA 富士見ファンタジア文庫
◆ 始まりの魔法使い4 魔術の時代 /石之宮カント -
いよいよスタートから1000年か。このスケールのデカさはほんと凄いっ!!
この四巻はは竜歴900~1000年までで、主人公とニーナの間に子どもができるの巻。その子ども・クリュセの成長と精霊魔法の発展を描くのが中心で、種族の寿命の差を使った泣かせる展開は、今回はなしか。そもそも長寿の人が増えてきて、主人公回りの人間関係があまり変わらなくなってきてるんですけど(^^;。1巻冒頭で出てきた登場人物もだいたい揃ってきていて、あとはアゼルとカナタか。
人類の文明もそろそろ主人公が不要になるぐらいに発展してきていて、そろそろ後半に入っているのかしらん? ある程度西暦を意識してるなら、2000年ぐらいまで、宇宙に行くまではやりそうだけど。
[ 始まりの魔法使い ]
2018年 9月 27日
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小学館 ガガガ文庫
◆ やがて恋するヴィヴィ・レイン 7 /犬村小六 -
――やがて恋するヴィヴィ・レイン。
感動的な最終巻でしたっ!! ファニアを置いて、ヴィヴィとルカでいちゃいちゃしてただけだけどなっ!!<をい ……いや、1巻で見せていた、いつか敵味方に分かれて戦うルカとファニアの関係とか、アステルのカウントダウンとか、その他の伏線もほぼ前巻までで回収してるので、最終巻は予定調和的なわけよ。ただ、その予想通りの予定調和だからこそ、読者が求めるそのままの心に沁みる最高のラストシーンでした。最高っっっ!!!!!
[ やがて恋するヴィヴィ・レイン ]
2018年 9月 30日
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KADOKAWA ファミ通文庫
◆ 覇剣の皇姫アルティーナXIV /むらさきゆきや -
皇帝継承レースに負けたアルティーナは、ラトレイユに命じられてヒスパーニア帝国へ侵攻する……。と、主義に反して南方侵略へ加担することになったアルティーナとレジスなのだけど、結局、レジス無双という話。アルティーナの平和主義へのこだわりが軽いようにしか思えないのだけど、それだったら、このまま覇権主義のラトレイユの元で元帥として活躍していっても、ぜんぜん困らない気が……。
ヒスパーニア帝国侵略に関しては、敵国にも天才軍師がいていよいよその軍師が指揮することになるか?という展開だけど、うーん、どう考えても今回のラストが最大の見せ場っぽくて、結局、レジスが無双する未来しか想像できないのが、にんとも。
[ 覇剣の皇姫アルティーナ ]