2010年 3月 1日
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アスキー・メディアワークス 電撃文庫
◆ ロウきゅーぶ!(4) /蒼山サグ -
葵の空回りは愉快だったけれど、総じて、普通。や、そろそろキャラの関係性も固定化して、ストーリー上の波乱もなく、よく言えば、まったりしてきた印象。……もうちょっと、動きがないと、正直、物足りない予感も(^^;。
夏休み。県の強豪・硯谷と合同合宿。昴は男1人、女子校へ。という感じで、昴に対してロリ疑惑を抱く葵の空回りぶりは面白かったけれど、物語上はあまり大きな動きがなくて、決して、つまらなくはないのだけど、物足りないのは否めないかな。や、ラブコメ路線ともスポ根路線ともどっちつかずだし。……それにしても、部員が足りず、公式戦へ参加できないことが明らかになったわけだけど、ほんと、今後はどうするつもりなんだろ?
[ ロウきゅーぶ! ]
2010年 3月 5日
▽ 弓弦イズルの前向きオンライン IS中文版発売差し押さえの件について。また、作家と編集担当のトラブルかっ!! ……傍から見ると、もともと担当と作家の人間関係に頼ってるようなトラブル発生しやすい仕事の進め方なのに、企業側の管理が甘い気がしてならないのだけど。
▽ そいえば、昨年辺りから、何度かライターとして商業媒体にも書かせていただいたりもしてるのだけど、実際、掲載も全て終わったあとに、「そろそろ、先日の原稿の請求書を送っていただきたいのですが」「……すみません。原稿料はいくらと書けばいいんですか?」みたいなやり取りもふつうにあって、苦笑。原稿を依頼も含めて簡単なメールのやり取りだけで進むので、書いてて、ちょっと不安すぎると思ったり。
▽ や、私の立場だと、趣味の延長というとアレだけど、下手に原稿料が発生すると、会社にお伺いを立てたり、税金の処理が発生したりと、手間が掛かるだけなので、むしろ、タダでもいいぐらいの気分ではあるのだけど、これで生計を立てるとなると、正直、契約なしで進むというのは条件や保障が明確でないまま作業を進めることとイコールなので、かなり辛いと思う。出版社のほうも、契約なしだとリスクコントロールが難しいと思うのだけど、なんでこんな仕事の進め方なんだろ? 確かに、人間関係がしっかりしてれば、無駄な手続きをしないのは楽なんだろうけど。
2010年 3月 7日
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アスキー・メディアワークス 電撃文庫
◆ アスラクライン(14) The Lost Files /三雲岳斗 -
実質的には前巻で終了してた『アスラクライン』ですが、本巻は、短編を織り交ぜながらの後日談。前巻の終盤はシリーズラストにしては非常に物足りないものだったけれど、なるほど、この後日談のラストは、余韻を感じさせる綺麗なものになってます。今度こそ、これで終わりかー。
まあ、短編の方はコミカル中心のものが多く、可もなく不可もなしといったところ。その中で「子猫をめぐる冒険」はツンデレ玲子らしいエピソードで、なかなかGood。そして、後日談は、設定はあった気はするけれど、いきなり出てきた智春の妹・和葉を語り手とし、智春、操緒を想う周りの登場人物を上手く感じさせて、非常に優しく綺麗。というか、ラストが描き方がにくいよなぁ。これはシリーズのラストを〆るに相応しく、満足満足。
それにしても、この14巻は、リバーシブルカバーで旧デザインのカバーがついてくるのだけど、13巻でのデザイン変更は、そんなに不評だったのだろうか(^^;。……しかしそうすると、確実に浮いてしまう13巻のデザインの立場は(笑)。
[ アスラクライン ]
▽ 昨晩は、NOGさん 送迎会を兼ねて、[WIN]『どんきゅ~』で出てきた宵夜鍋パーティをやってみたのだけど(レシピ参考→宵夜鍋(豚の酒しゃぶ))、肉を食う分にはすごく手軽で旨いのだけど、おじやは、アレは甘すぎてダメだ(^^;。
▽ はがないなあ……。: ライトノベル・フェスティバル公式ブログ。次回LNFは平坂読がゲスト。や、平坂読はわりとマイナー受けな作風だと思うのだけど、最近のメジャー化のペースは凄すぎる。
2010年 3月 8日
2010年 3月 10日
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メディアファクトリー MF文庫J
◆ 疾走れ、撃て! 4 /神野オキナ -
幕間のような回とは言え、……凄くラブばかりです。いや、ラブはラブでおもしろいんだけど、やっぱり、この作品には、もうちょっとシリアスな戦闘を期待したいところなんだけどなぁ。
残り少ない夏休み。ふとしたことで、三人だけの夜を過ごすことになる理宇たちは……。という感じで今回は、戦闘らしい戦闘もなく、今まで以上に鈍感男を巡る哀しい女たちの恋模様が強調された回。あああ、加藤教官なんと不憫(^^;。そして、虎紅と妹・虎鈴の対比が愉快すぎる。……今後の激戦を予感させつつなストーリー展開は、次こそ期待のシリアス展開かしらん? や、次回予告が変なことになってるんだけど(笑)。
[ 疾走れ、撃て! ]
▽ ヨドバシカメラ 「東京厚生年金会館」120億で落札 : J-CASTニュース。というか、東京厚生年金会館って、今月末で閉館なのか。昔よくお世話になりました。
2010年 3月 13日
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早川書房 ハヤカワ文庫JA
◆ 天冥の標II 救世群 /小川一水 -
ちょっ、1巻はすげー未来の話だったのに、2巻はいきなり現代なんですけどぉ~~。いや、繋がりはわかるんだけど、読み始めてビックリ。なんという構成だっ!!
南国パラオで発生した未知の伝染病。国立感染症研究所の児玉圭吾は、国際緊急援助隊の一員として、地獄と化した現地に赴く……。という感じで、非常にリアル指向のパンデミックシミュレーション。南国パラオを襲った致死率の高い感染症が、やがて世界各地でアウトブレイクしていくストーリーは、まさに圧巻。とにかく、良くも悪くも小川一水全開すぎる。や、ぐいぐい引っ張るストーリーはとてつもなく素晴らしいのだけど、ところどころリアルなシミュレーションよりストーリーの都合を優先する部分は、リアル指向としての出来がいいだけに、やっぱり違和感。あと、リアルなパンデミックシミュレーションをベースにしてるのに、1巻側のストーリーとの階梯と思しきSF的な伏線も、ちょっと違和感を覚えたり。
それにしても、非常に先が気になるラストの展開なのに、三巻予告。また、遠い未来に戻るのかぁっっっ!!
[ 天冥の標 ]
▽ メガネっ子を悩ませる“メガネ顔”の恐怖とは? - 才職兼美 - livedoor ニュース。つまり、眼鏡を外すと酷い顔になるので、眼鏡っ娘は迂闊に眼鏡を外すなと、そういうことですか?
▽ WILLCOM|「HYBRID W-ZERO3(ハイブリッド ダブリューゼロスリー)」向け専用料金コース 「新ウィルコム定額プランG」の料金改定について ~PHSパケットデータ通信料金が無料に~。ハイブリユーザとしては、非常に嬉しい料金改定だけど、こんなことしてウィルコム大丈夫なの(^^;。
2010年 3月 16日
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アスキー・メディアワークス 電撃文庫
◆ とある魔術の禁書目録(20) /鎌池和馬 -
すげぇぇぇぇぇっっっ!! まさにクライマックス直前、なんという熱いバトルっ!! ……上条当麻、一方通行、浜面仕上。三者三様の熱い気持ちが、マジ素晴らしすぎるっ!!
ついに第三次世界大戦が勃発。主戦場となったロシアの地で、上条当麻、一方通行、浜面仕上の三人も、それぞれの戦いを繰り広げるっ!! という感じで、いよいよ、クライマックスだよね、だよね。いやぁ、絶対的に不利な状況で、不屈の想いだけで何度でも立ち上がる漢たちの戦いっ!! 熱い、熱すぎるっ!!
しかし、こうして、三人の物語を並行して進められると、ほんと、当麻の化け物じみた強さが凄すぎるよな。もはや、どんな強敵が出てきても、読んでて危機感を覚えない。それに引き換え、浜面の頼りなさといったら、もうっ!! や、浜面の行く末は、ホント、どうするつもりなんだ?
それにしても、ちょうどアニメも盛り上がっている『とある科学の超電磁砲』の美琴に慣れてしまってるせいか、20巻の美琴がすげー違和感ありまくり。そもそも、美琴の周りに、黒子とか佐天さんとかいないんだぜ……。
[ とある魔術の禁書目録 ]
2010年 3月 18日
▽ [漫画]『海皇紀(43) /川原正敏』(→Amazon)、購入&読了。おおぉ、漢だな、ガッツオっ!! ……そして後半、いきなり、初期の頃の雰囲気に戻った(^^;。
▽ 今月発売の第1回ネクストファンタジア大賞銀賞の[文庫]『スノウピー1 スノウピー、見つめる /山田有』(→Amazon)を献本していただきました。って、この賞、いつの間に新設されてたんだ?(汗;。富士見のネクストファンタジア大賞の特設ページは こちら。
▽ 桜庭一樹「GOSICK」アニメ化企画進行中! - MOON PHASE 雑記。以前もアニメ化の話があって、完全に潰えたかた思ってたのだけど、まだ、やってたのか。
2010年 3月 19日
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ソフトバンククリエイティブ GA文庫
◆ 迷宮街クロニクル(4) 青空のもと 道は別れ /林亮介 -
シリーズ最終巻なので、もっと盛り上げるものかと思ったら、良くも悪くも最後まで淡々といつもの調子。特に、ゴンドラ攻防戦は、規模の割りには、盛り上がりに欠ける印象なのが、残念でした。せめて、もっと真壁周辺を描けばいいのに(^^;。や、ゴンドラ攻防戦のいろんな人の視点の中には、今まで以上にかなり違和感を覚えるものも多かったので、なおさらそういう風に思いました。……しかし、盛り上がりもなく進むので、このままどうするんだ?と思いながら読み進めてたのだけど、ラストはすごく綺麗に纏めてあって、これは満足。なんと幸福を感じる読後感。終わりよければ、全てよしっ!!
[ 迷宮街クロニクル ]
2010年 3月 21日
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富士見書房 富士見ファンタジア文庫
◆ スノウピー1 スノウピー、見つめる /山田有 -
おもしろいおもしろい。ツンデレ少女とクーデレ少女。そして、そんな二人と天然で妙にずれた語り口の主人公たちの会話がめちゃ楽しい。可香谷さんさいこーーーーっ!!
第1回ネクストファンタジア大賞<銀賞>受賞作。女の子との待ち合わせ場所に急ぐ“僕”は、何故か異世界に迷い込んでしまい、雪の精・スノウピーに出会う。と、そんなストーリーはともかく、会話がすごく楽しい作品。KEY系作品の影響を色濃く受けている印象ではあるものの、凄く個性的でセンスが変。笑える笑える。でも、私は好きだけど、好みは分かれそうだ(^^;。……そんな楽しい会話が全てという話ではあるのだけど、ストーリーの方は綺麗ではあるんだけど、典型的なお涙頂戴な話にもかかわらず、いまひとつ盛り上がりに欠けるのは残念かしらん。まあやっぱり、大きなストーリーは作らずに、会話を楽しむ日常系の作品を目指すべきだとは思うけど。
[ スノウピー ]
▽ 毎週日曜朝の定番[TV]『サンデープロジェクト』が、来週で最終回だとぉ!?
▽ [TVA]『とある科学の超電磁砲』#終。今期いちばん楽しみにしてたアニメだけど、やはり、アンチスキルの眼鏡先生が素晴らしすぎる。……しかし、原作『禁書目録』のパワーインフレを見てると、仮にも学園都市の第三位にもかかわらず、あの程度の悪役に苦戦してるのはどうよ?という気がしてならなかったり(^^;。
2010年 3月 22日
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講談社 講談社ノベルス
◆ 幻獣坐 The Scarlet Sinner /三雲岳斗 -
なんと酷く嫌な話だ(褒め言葉)。本屋のPOPで、「三雲岳斗の作品の中で、いちばん酷い少年が、いちばん純真な少女をいいように利用する物語」みたいなこと(うろ覚え)が書かれていて、どんな話だ?と思って手に取ったのだけど、まさにそんな感じの内容でした。
両親を奪われた恨みのために、日本を牛耳る巨大企業・鷲王院グループへの復讐を密かに誓う高校生・久瀬冬弥は、自殺した友の死に打ちひしがれた少女・藤宮優々希と出会い、そして、彼女の秘密を知る……。という感じで、冷徹で優れた知能を持つ少年が、人知を超える力を手に入れ、悪の巨大企業と敵する内容なのだけど、やはり、三雲岳斗のコミカルな要素のないシリアス一辺倒な話は素晴らしい。明暗の対比が非常に上手く、幸福に包まれていた少女とその後の展開が、とにかく酷い読後感。ほんとうに酷い、とにかく酷い。この酷い読後感を何とかして欲しい気もするのだけど、どうすんのこれ? 一応、大きな物語の序章的な内容なのだけど、すでに描くべきは全て描かれてるよなぁ。
[ 幻獣坐 ]
2010年 3月 23日
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一迅社 一迅社文庫
◆ シオンの血族1 魔王ミコトと千の花嫁 /杉井光 -
ランス、というより、ダーク・シュナイダーか。や、好色の無敵ヒーローものなのだけど、シリアスとギャグのバランスがよく、おもしろいおもしろい。まあ、ちょっとテンプレすぎるので、途中で飽きてくるのが難点だけど。
帝都東京で皇統を守護する紫苑寺家の当主代行・紫苑寺有葉。その有葉の元に、かつて魔力の暴走を抑えるためにヴァチカンで封印されていた弟・紫苑寺ミコトが帰って来た。という感じで、キリスト教ネタをベースにした伝奇アクション。女の子に見境のない好色で無敵のミコトと、そんなミコトを好いていながら堅い性格で素直になれない有葉とのラブコメがメイン。お約束にエロエロでコミカルな演出と、それでいて重くシリアスな展開が下敷きになっているのがいいねぇ。イラストも素晴らしく、なるほど、あとがきにある通り、これはメディアミックス向きだわ。ちょっとテンプレすぎるので、このエロコメなノリだけだと1巻ですでに厳しいと思うのだけど、ラスト引きにとりあえず続きも期待かしらん。
[ シオンの血族 ]
2010年 3月 25日
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小学館 ガガガ文庫
◆ GJ部 /新木伸 -
『生徒会の一存』『ラノベ部』『はがない』と言った4コマ漫画のような日常系ラノベのヒットを受け、さらに徹底して4コマ漫画らしさを目指した作品。や、作者のその実験的な意欲は買うし、きちんと作者の目指すゆるふわな4コマ小説に仕上がってるとは思うのだけど、……ダメだ。根本的に間違ってると思う。
いや、ここまで4コマ漫画らしさを目指すなら、素直に、漫画にしろ漫画に(^^;。各話4ページ、36本のショート・ショートは、そう、きちんと4コマ漫画らしい感覚で読めることは読めるんだけど、4コマ漫画は、やっぱり絵のついている漫画だからこそあの短さでも十分に楽しめる情報が詰まっているのであって、小説として楽しむには、いろんなものが足りてない。各話最後に5コマ目としてイラストを挿入してるので、それでなんとか持ってはいるけど、メディアの特性を考えずに、4コマ漫画をそのまんまライトノベルにベタ移植しても、そりゃダメだろ。
しかし、かつてあの名作『星くず英雄伝』を生み出した新木伸が、ブームにのって人気作品の後追いかぁ。時の流れを感じるなぁ。
[ GJ部 ]
2010年 3月 26日
▽ そいえば、イベントでぽろっと失言→公式で否定という流れらしいけど、木村心一「これはゾンビですか?」アニメ化決定!?(via Twitter) - MOON PHASE 雑記。
▽ どちらにしろ最近、コミック化、アニメ化するレベルの作品でも、わりと読んでないことが多くなってる気がする(^^;。
2010年 3月 27日
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メディアファクトリー MF文庫J
◆ 僕は友達が少ない(3) /平坂読 -
最高傑作級っ!! とにかく楽しく笑える会話の中、着々と進む小鷹のハーレム化。魅力的なヒロインたちの中でも、肉可愛いよ肉。あとは、妹の小鳩も最高すぎるっ!!
夏休みに入った隣人部の面々は……。というわけで、着実に小鷹とのフラグを積み上げていく肉っ!! 肉っ!! いやぁ、不器用で恋に初々しい肉が、めちゃくちゃ可愛いすぎる。そんな、肉だけでなく、小鳩やマリアはじめ、魅力的なキャラクターと、その楽しい会話中心で進行する物語が、文句の付け所もなく非常に楽しい楽しい、楽しすぎるっ!! 「あんちゃん」好きだわぁ~。……そして、ラスト。今まできちんと積み重ねていた伏線だけあって綺麗な展開なのだけど、ここでこう来るということは、わりと早くシリーズ纏めちゃうのかしらん?
[ 僕は友達が少ない ]
2010年 3月 28日
▽ 昨晩のK-1 MAXの自演乙戦がメチャ激しい殴りあいで凄かった。や、単なるイロモノ担当じゃなかったんだ……。
2010年 3月 29日
第21回ファンタジア大賞
- <大賞> 神さまのいない日曜日 /入江君人
- 可愛いヒロインも、せつない物語も、軽妙な登場人物たちの掛け合いも、全部詰まっていました (平和の温故知新@はてな)
- 退廃的な世界観と、なんだか妙な切なさが良い雰囲気を出しています (随想)
- 何か少し描き切れていないような物足りなさも感じましたが、どこかフワフワとした柔らかさのある、素敵な物語でした (FULL MOON PRAYER)
- 雰囲気は充分伝わって来た。が、話がイマイチ伝わって来なかった (●SIDE ONE●)
- 恋愛要素もないし話も暗いし、大人向きで中高生にウケるかどうかも疑問だなぁ (ラノベ365日)
- <金賞> 中の下! ランク1.中の下と言われたオレ /長岡マキ子
- これは面白かった!ラブコメ模様もいいけど、それ以上に恋の行方が気になるお話です (booklines.net)
- トンデモなキャラクターがトンデモな学校でトンデモな試験をする話ですが、読んでいるとなにやらフワフワとした楽しい気持ちになる (いつも感想中)
- 結構面白かったです。読み始めた序盤は、主人公の勘違いしたナルシストぶりが物凄く鬱陶しくてどうしようかと思ったのですが (まあいいか。)
- 主人公が自分大好きで、自分の良いように物事を解釈する、少々イタイ子なので、そこに嫌悪を懐くと思います (Infinity recollection)
- ナルシルトな主人公が痛々しくて、序盤からすでに読むのが辛かった (ラノベ365日)
- <読者賞> 夏海紗音と不思議な世界1 /直江ヒロト
- つまらないわけじゃないんだけど、どこか見たことあるような描写が多くて、どうしてもノリきれない (booklines.net)
- 微妙。謎の島を探しに、海へ出る!! と言う感じのお話だったので、どれだけワクワクさせてくれるのか期待しながら読んでいたのですが、あんまりロマンを感じられないまま読み終わってしまった (まあいいか。)
- 好きな要素を詰め込むのは結構だがそのまとめ方が下手。中でもヒロインである紗音のバランスが悪い (いつも月夜に本と酒)
- 海洋冒険物としても、SFとしても、ラブコメとしてもなーんか中途半端な印象 (随想)
第1回ネクストファンタジア大賞
- <金賞> ヘヴンズ・ダイアリー001 /直江ヒロト
- ノンビリとした雰囲気が好きな人は好き、嫌いな人は嫌いと、好みが分かれそうな作品 (まあいいか。)
- メインヒロインの魅力が欠けていたのと物語性の伸ばし方を誤っていたのが残念 (ラノベ365日)
- ストーリーがどうのこうのという以前に、作者とは笑いのツボが全く噛み合わない (いつも月夜に本と酒)
- たぶん、この人の笑いのセンスが、僕と合わないんだ (booklines.net)
- ギャグに落ちている部分と落ちていない部分の差が激しい。結果として、笑える面白さにはならない (Infinity recollection)
- <銀賞> スノウピー1 スノウピー、見つめる /山田有
- スノウピーがいるだけで、平凡な日常がちょっとした不思議に彩られていくのが素敵 (ラノベ365日)
- 異常な鈍感さと常に受身の姿勢に時々イラッとする。でも、その鈍感さが一人の少女の魅力を最大限に引き出している。可香谷さんである (いつも月夜に本と酒)
- サブヒロインであるクラスメイトの可香谷さんがお気に入り。主人公に積極的にアタックを繰り返すツンデレキャラ。その言動が凄く可愛い (まあいいか。)
- 主人公はもとより、スノウピーにも可香谷にもそれほど魅力を感じなかったのが痛かった。そんなわけで少し残念な評価となりました (屠られ日記!)
- 登場人物の魅力が良く分かりませんでした。魅力が分からなかったので、読んでいて楽しくありませんでした (Infinity recollection)
2010年 3月 30日
- 04/01 [文庫] 彩雲国物語 蒼き迷宮の巫女 /雪乃紗衣
- 04/10 [文庫] とらドラ・スピンオフ3! 俺の弁当を見てくれ /竹宮ゆゆこ
- 04/10 [文庫] ソードアート・オンライン4 フェアリィ・ダンス /川原礫
- 04/10 [文庫] 輪環の魔導師7 疾風の革命 /渡瀬草一郎
- 04/16 [漫画] 神のみぞ知るセカイ(8) /若木民喜
- 04/20 [文庫] ある秋の卒業式と、空を見上げるアネモイと。 /朱門優
- 04/22 [小説] 最強彼女黒髪めがね /終倉敷
- 04/23 [文庫] 緋弾のアリアVI /赤松中学
- 04/23 [文庫] ベン・トー5.5 箸休め ~燃えよ狼~ /アサウラ
- 04/23 [漫画] おおきく振りかぶって(14) /ひぐちアサ
- 04/30 [文庫] “文学少女”と恋する挿話集3 /野村美月
▽ 「劇場版“文学少女”」に至るまでの物語を3巻に分けてOVA化 :おた☆スケ -おたくのスケジュール帳-。映画化が決まってる“文学少女”シリーズは、やたらいろいろ出るなぁん。
2010年 3月 31日
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メディアファクトリー MF文庫J
◆ 図書館迷宮と断章の姫君 /おかざき登 -
ゴミ。一言でこの作品を表せば、おかざき登版のWizardry小説なのだけど、おかざき登の優しい作風と、死と隣り合わせの迷宮探索のシリアスな緊張感と、さらに、MF文庫Jらしい萌え重視な作りの、その組み合わせがもう最悪。とにかく、それぞれの魅力を殺しまくっている件。ここまで酷い組み合わせは、企画の時点で潰してしかるべきだと思うのだけど、編集者はなにをやってるんだ?
というわけで、おかざき登の新シリーズは、魔道書が人化して戦う迷宮探索モノ。えっと、デモンベイン? ……いや、シリアスな背景と戦闘と、萌え系の展開が、とことんおかざき登の作風とあってなくて、酷い酷い。設定もごちゃごちゃとして無駄が多く、すまん、全く良いところがない。
[ 図書館迷宮と断章の姫君 ]
▽ Android搭載のシャープ製スマートブック「IS01」 - ケータイ Watch。また、シャープが変わったスマートフォンを。……だから、リナザウの新機種を出せと。