2008年 12月 1日
- ◆ [WIN] あるす☆まぐな! -ARS:MAGNA- /light
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#4
紗久良先輩、エロ担当(^^;。
#5
美子ちゃん。うーん、もうちょっと盛り上がりが欲しかったけど、まあ、ふつーに面白かったかしらん。
#6
のえる。ああああぁぁ初々しいな、こんちくしょ~~っ!! って、なんだか変な展開になってきた。紗久良先輩、完全に悪役だな。……あうあう、もっと初々しい方向で、ラブコメ展開して欲しかった(T-T)。
総評
前半の謎の提示の仕方やストーリー構成は、正直、いまいちだと思うんだけど、どたばた学園ラブコメとしては、キャラも魅力的で、なかなか面白かったです。や、一条ルートはほんと素晴らしかったっ!! ……ただ、恋愛パートも描写が足りてない傾向は否めないので、どうせなら、魔力集積塔辺りの話は無くして、もっとラブコメ寄りにしてくれたら良かったんだけどなー。
[ あるす☆まぐな! ]
▽ [TV]『ETV特集 新しい文化「フィギュア」の出現 ~プラモデルから美少女へ~』。番組内で作っていたフィギュアが [文庫]『ポリフォニカ』のヒロインだったのだけど、えぇっと、イラストとフィギュアがぜんぜん別人にしか見えなかった件(^^;。
▽ このライトノベルがすごい! 2009 - ラノベサイト管理人連合の黄昏 - 読丸電視行。読丸さんが毎年やられている『このラノ』の投票者分析。“2005年版では、協力者の投票の動向がランキングに大きく影響を与えていたのに対して、年々その影響度は減少し、2009年版では、事実上ウェブ投票者によって、ランキングが決定されている、といえそうです”。ううむ。
2008年 12月 2日
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メディアファクトリー MF文庫J
◆ ナインの契約書 ―Public Enemy Number91― /二階堂紘嗣 -
ヤンデレヤンデレっ!! という感じの、ダークな雰囲気で手堅い作りの連作短編。まあ、手堅く定番なネタではあるんだけど、そんなに尖がった特徴もないので、ちょっと新鮮味には欠けるよなぁん。
MF文庫Jライトノベル新人賞 佳作受賞作。悪魔と契約を結ぶことで歪んだ願いを叶えようとする人間たちと、そんな人間を見守る美少女悪魔「九」を描いた連作短編。どこかで見たことがあるようなネタばかりな上に、とってもありがちな構成なので、正直、新鮮さにはめちゃ欠けるんだけど、その分、手堅く出来はふつーにいい感じ。まあ、かなり暗くて嫌な話なので、わりと人は選びそうな予感だけれど。
[ ナインの契約書 ]
2008年 12月 3日
概ね評判が良いのは、『ベネズエラ・ビター・マイ・スウィート』と『二人で始める世界征服』。不評も目にするものの絶賛してる人も多い、激しく人を選ぶのが『この広い世界にふたりぼっち』。そして、残りの作品はやや微妙……、といった感じかしらん。ちなみに、私が読んでるのは、『二人で始める世界征服』(→感想)と『ナインの契約書』(→感想)の二作品だけだったりして(^^;。
ついでに、受賞時の審査員の先生方による講評は こちら。改めて読むと面白いかも。
優秀賞
- ベネズエラ・ビター・マイ・スウィート /森田季節
→感想リンク
- 音楽と伝奇という一見すると食い合わせの悪いように思える要素が見事にまとめ上げられていて、なるほど優秀賞というのも納得 (上下の青い無限)
- なんとも恐ろしく切なくて寂しい・・・でもなぜか暖かくなってしまうような不思議さがある (彩彩華美)
- 切ないとかほろ苦いみたいな言葉で表現できそうで、でもその言葉の持つイメージと少しだけずれているような、何かが足りないような、そんな不思議な読感 (FULL MOON PRAYER)
- アンバランスさや矛盾など普段は粗に見えるようなところがいいものに感じる何とも不思議な作品だった (いつも月夜に本と酒)
- 嫌いじゃないけどなんとなくもにょる.感想書きにくいと皆が言う(私も思った)のもむべなるかな (十七段雑記)
審査員特別賞
佳作
- この広い世界にふたりぼっち /葉村哲
→感想リンク
- 美しく透明感のある文章と歪みを帯びた純真さをもつ世界の構成を描く心描写がすばらしい (彩彩華美)
- 狼と少女の恋物語が、これほどまでに悲しく美しく描かれるとは思いませんでした (booklines.net)
- 地味だけど、雰囲気がいい。鬱くてグロい。あと微妙に百合っぽい (ウォーターバード::Reading LightNovels)
- すみません、この不合理、理不尽、不条理な物語の読み方がわかりませんでした (ラノベ365日)
- 超つまんねえ。表紙にだまされた (いつも感想中)
- やってきたよ、ドルイドさん! /志瑞祐
→感想リンク
- 非常にテンポが良い。次から次へとネタが飛び出してくる感じ。とても楽しい (ウォーターバード::Reading LightNovels)
- いい感じに軽いノリに小気味のいいボケとツッコミ、これは楽しい!面白い! (いつも月夜に本と酒)
- 普通に楽しくストーリーが進んでいく分味気なさが際立ってどうにも印象に残らない (上下の青い無限)
- うーむ,レディメイド.レディメイドすぎてこれといってコメントが思いつかない (十七段雑記)
- よくあるドタバタの中から一歩も出てない (gobbledygook@book)
- ナインの契約書 ―Public Enemy Number91― /二階堂紘嗣 →感想リンク
- ぴにおん! /樋口司 →感想リンク
2008年 12月 4日
▽ Amazon.co.jp - Best Books of 2008 > 和書 ライトノベルランキング。アニメ化作品が並ぶ中、5位の『人類は衰退しました』と 6位の『とある飛空士への追憶』の健闘が目立つなぁん。
▽ ジャイアントロボ:名作「地球が静止する日」がDVDボックスに 来年1月発売(まんたんウェブ) - 毎日jp(毎日新聞)。LDを引っ張り出して観るのも、いい加減、めんどくさいので、これを機に DVDボックスを買うのもありだなー。Amazonだと、1万円割ってるし。
▽ 『みみっく!』宣伝ページ。MF文庫Jの作家17人が合同で、一般サークルで同人誌販売。って、なにこの参加作家陣。MF文庫Jデビュー作家のメジャーどころが、マジに勢ぞろいしてやがる……。
▽ Faviconは、ちょうど先週末に変更したばかり。……って、もしかして、前の設定は、うまく反映されてなかったのかしら(汗;。アイコン画像は、mixi、twitter、はてブと、ここの日記で全部統一してみたり。
2008年 12月 5日
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集英社 コバルト文庫
◆ アンゲルゼ 永遠の君に誓う /須賀しのぶ -
圧巻の最終巻。大人の事情で、全五巻予定が全四巻に切り上げということなのだけど、きちんと伏線を回収し描くべき部分は描いたであろう、非常に中身の濃い一冊でした。やっぱり、もうちょっとページを割いて書いて欲しかった部分もあることはあるのだけど、むしろ、突然の短縮にもかかわらず、よくここまで上手く纏めたなぁ。
もはや遠くなってしまった日常。学校を止め家にも帰らず、ただアンゲルゼとの実戦を重ねていく陽菜に、運命は、さらなる過酷な決断を強いる……。という感じで、このシリーズも最終巻。湊と有紗の関係、陽菜の出生の秘密と父親である敷島との確執、アンゲルゼの謎、軍の思惑、そして、覚野と陽菜の二人の想い、と、非常に密度の濃い内容で、とにかく圧巻。そして、非常に綺麗なラストシーン。ほんと文句なく素晴らしい作品だっただけに、たった4巻で終わってしまったことは、とにかくもったいない。残念無念。
[ アンゲルゼ ]
▽ “「カラミティナイト -オルタナティブ-」、来月中旬、GA文庫より発売!”(高瀬彼方のサイトより)。内気で気弱な眼鏡っ娘が運命に弄ばれるという、眼鏡っ娘萌え垂涎の [文庫]『カラミティナイト』(→感想) が、GA文庫で復活ですとっ!? 続編なのか、リメイクなのか良く分からんけど、とにかく楽しみですっ!!
2008年 12月 6日
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角川書店 ビーンズ文庫
◆ 彩雲国物語 黒蝶は檻にとらわれる /雪乃紗衣 -
すっ、すげぇぇぇーーーーーーーっ!! うわぁ、うわぁ~、雪乃紗衣の伏線をたたみにかかった時の巧さは、ほんと絶妙だよなぁ。ていうか、今まで仕込んでた伏線を、怒涛の勢いで回収すること回収すること。……えっと、シリーズも最終盤突入ということで、O.K.?
吏部尚書・紅黎深の解任で混乱する朝廷。貴族派と国試派の思惑が交錯する中、紅家官吏が出仕拒否を……。と、単なる紅家の話で終わるのかと思ったら、うわぁ~、会議での凌晏樹の提案も鳥肌モノだったけれど、“鳳麟”の話が出てからの展開が、めちゃくちゃスゲェ~~。いや、“鳳麟”は、てっきり最終エピソードへの仕込みかと思ったら、速攻で使ってきたよ、この作者。そりゃ、奴がそうなのはバレバレだったけど、だからと言って、このタイミングで明かすかぁーーーっっっ!! ああああぁぁ、劉輝も秀麗も、というか、王家、紅家とも、もはや詰んでるとしか思えない状況なんだけど、この逆境から、どうハッピーエンドに持っていくつもりなんだろう? 怒涛の展開に、続きが待ち遠しくて、仕方ありませんっ!!
[ 彩雲国物語 ]
2008年 12月 7日
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幻冬舎 幻狼ファンタジアノベルス
◆ 翼の帰る処 下 /妹尾ゆふ子 -
面白いのは確かなんだけど、それはともかく、何故に上下巻っ!! ふつーに1巻、2巻、以下続くでいいじゃん。や、上下巻で綺麗に纏まってるわけではないし、あとがきによると、そのまま続くみたいだし、なんで、上下巻として売ってるのぉ??
ヤエトの体調を心配する皇女に命じられ、療養のため都に戻ってきたヤエト。しかし、その都では、皇位継承権を巡りキナ臭い動きが……。という感じで、ロリコンっ!! ロリコンっ!!<をい。や、新キャラのスーリヤは、当然、ラブコメ要員で、ヤエトを巡り、皇女とスーリヤの間であれこれ展開があると思ったのに、スーリヤの扱いが残念でありませんっ!! ……相変わらず、ヤエトの病弱で隠居を求めつつも生真面目な立ち振る舞いも楽しく、ファンタジー世界としての設定も秀逸で魅力的、物語的にもまだまだこれからという感じなので、とにかく続きが非常に楽しみです。
[ 翼の帰る処 ]
2008年 12月 9日
- ◆ [WIN] Dies irae -Also sprach Zarathustra- /light
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#1
うわぁ、カッチョイイーーーーーっ!! なんですか、この厨設定はっ!! ドイツっ!! ナチっ!! 前世モノ?! そして、異能バトルで、聖槍十三騎士団っ!! って、どうせなら、台詞はドイツ語でしゃべらせればいいのにぃ~~。
ぐはっ、香純が、香純が。なんちゅー、えげつない展開だぁ~~。 ……って、アレ? そうか、そんなに重い展開にはしないのんね(^^;。うーん、もっと、スピーディなバトル展開にすればいいのに、ちょっと説明的な展開が多いのが気になるなぁ。
そして、ラスボスが顔見せで出てきた途端、今回はもう出ない宣言。もしかして、今回は、すでに分岐に失敗しましたか(汗;。……あ、でも、まるでなかったかのように、続くんだ(^^;。
おおおぅ、司狼かっけぇーーーっっっ!! や、主人公は、むしろ、司狼にした方が良かったんじゃね? というよりも、主人公の蓮君って、見せ場を他のキャラに奪われまくりで、なんやかんやでいまいち活躍してないよね(^^;。……そして、香純エンド? 終わり方が、チープなんだけど、トゥルーエンドじゃないのかしらん??
うーん、ルートのせいなのかもしれないけど、いまいちシーンの整合性が取れてなくて、ストーリーがちぐはぐに感じられたり。キャラの行動も、その場その場のライターの都合で、動いてるような一貫性がない部分があるのが気になるところ。……とはいっても、熱血バトルアクションモノとして、なかなかカッコ良く作られていて、楽しい楽しい。てか、ぇちしーん少なめだし、エロゲというより、少年漫画だよね(^^;。
[ Dies irae ]
▽ 製品情報:light Official Web Site。[WIN]『さかしき人にみるこころ』(→感想) のスピンオフ作品 [WIN]『どんちゃんがきゅ~』は、2009年4月発売予定。
▽ “妹がこんなに可愛いわけがない”(平坂読のブログより)。爆笑。
▽ “なんでこんなに異動が多くなったかというと、単純にラノベの売上が急激に落ちているから”(春に続き、秋冬のライトノベル編集者の異動・更迭が激しすぎる件 - さて次の企画は)。一部レーベルという話ならともかく、ラノベ全体で売上が落ちてる実感はなかったのだけど、そういう話になってるのかー。……実際、どのくらい落ち込んでるんだろ。具体的な数字とか、どこかに落ちてないかしらん??
2008年 12月 11日
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角川書店 スニーカー文庫
◆ 円環少女 (9)公館陥落 /長谷敏司 -
《公館》を裏切った《鬼火》東郷。仁は、叛逆者となった東郷を追う……。という感じで、途中まで、あまりに仁がヘタレすぎる件。や、クセのある文章とあいまって、正直、かなりウザいといのが第一印象(^^;。それはともかく、ニガッタの扱いには、正直、ビックリ。そして、明かされる円環世界系の思惑もすごいな。いやぁ、ここが最終巻といわれても納得するような、物語的には一つの区切り。続きはどうするんだろう……。
[ 円環少女 ]
▽ ライトノベルの市場規模の話 - REVの日記 @はてな。ラノベの売上が急激に落ちてる という話があったけど、実体は、ラノベ市場全体では微増、タイトル辺りは減少というところか。
▽ ニトロプラス10周年記念 ファントムプロジェクト「ファントム」。[WIN]『Phantom』(→感想) アニメ化かぁ。『Phantom』からは、まだ、10年経ってない気がするんだけど(^^;。
2008年 12月 12日
2008年 12月 14日
- ◆ [WIN] Dies irae -Also sprach Zarathustra- /light
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#2
おおぅ、闘いに次ぐ闘い。うわぁ、熱いっ!! 熱いっ!! とにかく熱いバトルモノだっ!! めちゃくちゃおもしれぇーーーーーーっっっ!! という感じで、マリィEND? ラストはちと詰めが甘いかなぁ。いや、もっとバトルものの王道的な作りにすればいいのに。
#3
あとは、櫻井と先輩と思って、何度か繰り返したら、CGが100%になってしまった。これで終わり? 櫻井ルートも先輩ルートもないのか(^^;。
総評
バトルっ!! バトルっ!! 少年漫画的な熱いバトルものっ!! [WIN]『Fate』や Nitor+ を彷彿とするような、熱い展開は、めちゃおもしろいっ!! ただ、バトルものとしては、戦闘前の語りが長く、そこはマイナスかなぁん。あとは、ストーリー構成の作り込みが甘い、というか、香純ルートは取ってつけたような内容だし、ルサルカのバッド展開もいらないよなぁ。……どうせなら、マリィルート一本に絞ってガチガチに作り込んでくれればよかったのにぃ。
[ Dies irae ]
▽ [WIN]『闘神都市III』(→Amazon)、注文してみたり。
▽ [WIN]『どんちゃんがきゅ~』速報ページ がオープン。“さかここ”シリーズ第二弾、……ということは、第三弾の真路乃編に期待してますっ!!
2008年 12月 15日
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メディアワークス 電撃文庫
◆ さよならピアノソナタ4 /杉井光 -
ナオは、あまりに酷いヘタレだ。……や、最後は綺麗に纏めてるけど、ナオのヘタレぶりが目立つ話でした、最終巻なのに(^^;。
クリスマスを目前として錯綜する恋模様。そして、真冬に不吉な予兆が……。と、前半の、いかにも不幸一直線を予兆させるフラグの数々が、もう、えげつないことえげつないこと。そして、ナオのヘタレぶりがあまりに酷い(笑)。さらに、哲朗の頑張りどころは、なにか間違ってる気が(^^;。という感じで、感動のシリーズ最終巻っ!!
や、総じて、素晴らしい音楽と恋愛のシリーズでした。ナオは、ヘタレすぎるけどなっ!!
[ さよならピアノソナタ ]
▽ 撮り貯めてて見てなかった [TVA]『CLANNAD2』を先週分まで消化。朋也も高校を卒業し、本当の物語はこれからだっ!!
▽ すみません。亜利美はどーでもいいです。<をい(^^;。……ていうか、亜利美だったら、お説教ドラマCD とかあるらしいですよっ!!
2008年 12月 16日
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メディアワークス 電撃文庫
◆ 俺の妹がこんなに可愛いわけがない(2) /伏見つかさ -
う~ん、もともと単巻前提の、一発ネタ的な内容なので、シリーズ化はツライかなぁ。いや、方向性を変えてくるならともかく、やってることは1巻と同じでインパクトは確実に劣ってるだけ、明らかに、1巻の劣化コピーでしかないのが、にんとも。
とはいえ、思わずニヤニヤするような、おたくネタ満載な内容は健在。隠れオタクの妹とその妹に振り回される兄、今回は、兄妹で夏コミに行くことに……。と、まあ、小ネタの数々は面白いんだけど、肝心のストーリーは、あまりに強引な上に1巻の焼き直しでしかないので、正直、いまいち。あと、オタクやネットねたは、小ネタで終わるならいいけど、変に、作者の主義主張も混じってるような物言いなので、そこはどんなもんかなー。あとがきによると、三巻からは多少アプローチを変えるらしいので、それでどうなるかだなー。
[ 俺の妹がこんなに可愛いわけがない ]
2008年 12月 17日
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メディアワークス 電撃文庫
◆ いぬかみっ! EX わんわん!! /有沢まみず -
本編はすでに終了していた『いぬかみっ!』ですが、番外編もこれにて終了。いやぁ、作者が愛情注いで作品を描いているのが良く分かる、非常に綺麗な後日談でした。オールキャスト勢ぞろいでの最後のお祭り騒ぎ。本編もそうだったけど、ラストを綺麗に纏めるのが、ほんと巧いなぁ。
[ いぬかみっ! ]
▽ 今日で、うちのサイトも13周年。月日の経つのは早い……。
▽ PDAの草分け「ザウルス」生産停止、高機能携帯に押され : 経済ニュース : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)。今更な予感もしますが、まだ、私は、現役で Zaurus を使ってるんですががが。……や、うちの会社は、私物PC の持ち込み禁止なんで、PDA的な立ち位置のマシンって、わりと重宝されてるんだけどなぁん。
2008年 12月 19日
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新潮社 新潮文庫
◆ 猫泥棒と木曜日のキッチン /橋本紡 -
テンプレート的な作品だなぁ。いや、橋本紡の『毛布おばけと金曜日の階段』(→感想) 辺りを感じさせる内容ではあるんだけど、どうにも、売れ線を狙ったような、ありがちな作品になっちゃってるんだよなー。つまらなくはないんだけど、これなら、作者は橋本紡じゃなくてもいいんじゃね?
母親の失踪をきっかけに、死んだ子猫を拾っては庭に埋葬するようになった女子高生・みずきを主人公とした青春ストーリー。猫関係の話はわりと良かったものの、キャラの配置や行動なんかが、あまりにテンプレートすぎるんだよなー。「親がいなくなり、取り残された姉弟」「子猫の礫死体を拾う姉」とネタが重いのが、なおさら、テンプレート的な作品の薄さを際立たせてしまっていて、酷い。インパクトと雰囲気だけで作品を作るんじゃなくて、もうちょっと、キャラを深く描いて欲しかったなぁ。
[ 猫泥棒と木曜日のキッチン ]
2008年 12月 22日
▽ 年末で激しく忙しい上に体調不良で、めちゃくちゃしんどい今日この頃です。
▽ 【レポート】「びっくりドンキー」が"丼"専門店を出店 - メニューは全て500kcal以下で超ヘルシー! (1) 創業40周年で新業態出店へ | ライフ | マイコミジャーナル。そもそも、近所にびっくりドンキーがさっぱりないわけですがっ!!
▽ 竹岡美穂・10年の軌跡 - 思っているよりもずっとずっと人生は短い。 竹岡美穂もデビュー10年か。こうしてみると、作品にも恵まれてるんだよなー。最近の“文学少女”シリーズ(→感想)、『黄昏色の詠使い』(→感想) もそうだけど、初期の頃の『ウォーターソング』(→感想)、『丘の家のミッキー』(→感想)、『さよなら月の船』(→感想) も、イラストは当然、文章も併せて楽しめる作品。
2008年 12月 23日
- ◆ [WIN] 闘神都市III /ALICE SOFT
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#1
決勝終了まで。LV25。って、闘神シリーズは、やはり決勝からが本番かっ!!
正直、戦闘を中心とするダンジョン探索は、時間が掛かるわりに単調なのでつまらない。や、アリスソフトの昔からの伝統だけど、無駄に技術に凝るくせに、なんで、肝心のゲーム性を蔑ろにするかなぁ。しかし、それを差し引いても、決勝前後のお約束な急展開は、熱く衝撃的で素晴らしいなぁ。あ、そうそう、あと、アホ毛なしのココリコかわゆすきるぅ~~~。
そして、本番スタート。って、「まるで成長していない………」。
お前なにやってたんだよっ!! いや、レベルはともかく、うわぁ、あのシリアスな急展開を経たにもかかわらず、雰囲気もノー天気なままかい。てっきり、羽純への想いを強調するような演出で畳み掛けてくるのかと思ったら、必死さでも悲壮感でもなく、懐かしさを演出してやがりますよ。いや、せめて勝たなければいけない部分を強調してくれないと、決勝前後の展開が台無しだろっ。あまりに雑な作りに絶望したっ!!
[ 闘神都市III ]
2008年 12月 24日
2008年 12月 26日
2008年 12月 27日
- 12/26 [文庫] マリア様がみてる ハロー グッバイ /今野緒雪
- 01/01 [文庫] ダンタリアンの書架2 /三雲岳斗
- 01/10 [文庫] とらドラ・スピンオフ2! 虎、肥ゆる秋 /竹宮ゆゆこ
- 01/15 [文庫] カラミティナイト―オルタナティブ― /高瀬彼方
- 01/15 [文庫] ばけらの!2 /杉井光
- 01/20 [文庫] 生徒会の四散 碧陽学園生徒会議事録4 /葵せきな
- 01/23 [文庫] アクマ・オージ2 リヴァイアサンの大灯台 /岡崎裕信
- 01/23 [文庫] ベン・トー3 国産うなぎ弁当300円 /アサウラ
- 01/25 [文庫] かのこん12 /西野かつみ
- 01/25 [文庫] ラノベ部2 /平坂読
▽ 会社は、実質、昨日で年内最後だったのだけど、私は、まだ、冬休みに入れません(T-T)。
2008年 12月 28日
- ◆ [WIN] 闘神都市III /ALICE SOFT
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#2
LV34、闘神になったところまで。……羽純をのぞみ扱いするぐらいのことは、やるべきだったと思うんだ。
とりあえず、ええっと、シナリオはゴミ(T-T)。まあ、そもそも RPGなんで、単なるお使いイベントの連続になっちゃうのは仕方ない部分もあるんだろうけど、でもだ、しかしだ、仮にも、あの名作『闘神都市II』の続編が、悪い意味でのお使いRPGでしかない、酷いシナリオってのはなぁ。……結局、あの羽純との衝撃の別れは、ストーリー的に意味ないどころか、むしろ、浮きまくっていて、マイナスにしかなってないんだよなぁ。衝撃的なイベントをやるなら、ちゃんとそういうストーリーにしろよ。単に、大会を二回やるための方便で、ボリュームを増やしたいだけなら、ああいうイベントじゃなくて、別にいくらでもやりようはあったんじゃね?
[ 闘神都市III ]
2008年 12月 29日
- ◆ [WIN] 闘神都市III /ALICE SOFT
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#3
LV41、シナリオはいまいちのまま終了。結局、主人公のナクトがなにかするわけではなく、某キャラの気まぐれでイベントが進行、そして、流されるままラスボス戦。……ダメだろ、それは。
総評
これだったら、素直に、『闘神2』のリメイクにしたほうが良かったんじゃね? 設定だけを踏襲してるわけではなくて、シナリオも明らかに『2』に似せる気まんまんで作っているんだけど、劣化ぐあいが尋常じゃない。大会決勝以降の展開は、とにかく酷いの一言。
と、シナリオ的には、とにかく不満が大きいのだけど、でも、RPG としては、ラストまでプレイする程度には、ふつーに面白かったです。また、全ての女性キャラにぇちシーンが用意されてるのか?というぐらいにイベントは揃えてあって、そこら辺のボリュームの大きさは、さすがアリスソフトといったところ。まあ、「10年以上ぶりに、あの闘神シリーズの新作」ということで、期待も大きかっただけに、ガッカリ感が大きいのは否めないけれど。
[ 闘神都市III ]
2008年 12月 30日
-
富士見書房 富士見ファンタジア文庫
◆ SH@PPLE ―しゃっぷる―(4) /竹岡葉月 -
人力リバーフェスタ本番っ!! ソロリティvs中部連の結末は……。と、うーん、ラブコメらしくすれ違いラブ満載なわりに、描写自体はラブではなくコメディよりなので、好み的には物足りないんだよなー。いや、ドタバタメインではなく、もっと、鳥子、胡蝶の宮の心情に焦点を当てて、描いてくれればいいのに。……それにしても、ここまで多角関係に入るキャラが増えると、場面作るだけでも大変だろうに、今後どうなるんだ?
[ SH@PPLE ]
▽ 昨日は、ちょっと秋葉原に行ってきたのだけど、やけに混んでてギャフン。そうか、コミケか、コミケ帰りの人がたくさんで混んでるのかっ!!
2008年 12月 31日
- 1月 Fate/Zero Vol.4 「煉獄の炎」 /虚淵玄
- 2月 藤堂家はカミガカリ /高遠豹介
- 3月 さよならピアノソナタ2 /杉井光
- 4月 とらドラ7! /竹宮ゆゆこ
- 5月 ある夏のお見合いと、あるいは空を泳ぐアネモイと。 /朱門優
- 6月 疾走れ、撃て! /神野オキナ
- 7月 ベン・トー2 ザンギ弁当295円 /アサウラ
- 8月 女帝・龍凰院麟音の初恋 /風見周
- 9月 目薬αで殺菌します /森博嗣
- 10月 女帝・龍凰院麟音の初恋2 /風見周
- 11月 ダブルブリッド Drop Blood /中村恵里加
- 12月 アンゲルゼ 永遠の君に誓う /須賀しのぶ
過去の本のまとめ → 2002年、2003年、2004年、2005年、2006年、2007年。
[ 2008年に読んだ本のまとめ ]
- [文庫] みみっく! /チーム八幡坂